浄土宗寺院での納骨開眼式

先ずは本堂で一周忌の御勤めが有りました。
終わるまで墓地でお待ちしているのですが、本堂へ上がってお焼香をさせて頂きました。
墓地で御勤めが始まります。
参列者が15名ほどおられました。
今日からは、ご遺骨が石棺の浄土の土へ還って行きますので、一人づつに手渡しでハグをして頂いて送って頂きました。
このお骨の重みも今日が最後です。
サラシのお骨袋に移し替えてお納めさせて頂きました。
次は、写経納経です。
沢山のお写経が書かれています。
般若心経や一枚起請文や阿弥陀経です。
これらは、亡き故人への最大なる御供え(プレゼント)なのです。
墓前のお飾りをセットさせて頂きまして住職の読経が始まりました。
終わっての住職のお言葉からも「大変丁寧な式を仏教墓塔研究会様がして下さいました」とお褒めの言葉を頂戴いたしました。
終わりますと、墓地の四方に線香と塩とお米とお酒を撒いてお浄めをします。
最後は全員で散華を墓塔に向けて投げて(添える)頂きました。
近隣の墓石へ、工事中の非礼と新宅挨拶に少しの御供え配りをして頂きます。
私も石材店に成り代わって、
新しく立ちあがった墓塔の意味などをお話しさせて頂きました。
寺院墓地内で一番のお墓が無事に立ち上がりました。
施主様宅の一丸となってのお取り組みが功を為したのです。