お仏壇のご相談に行きました

横浜のお宅へご仏壇のご相談に行きました。
真言宗のお家です。
家宗旨に則した仏壇でなければなりません。
立派なお家であるのに仏壇がなっていません。
仏様をお迎えするから仏壇であるのに仏様が居ないのです。
これでは単なる洋服タンスです。
真言宗であるならば、中央に大日如来、向かって右に弘法大師、向かって左にお不動さんをお祀りします。
このお家は最近ご主人を亡くされて頻繁にご住職が御勤めに来ておられるのです。
それなのに、一言の注意もアドバイスも無かったそうです。
家宗旨以外にも、個人的に日蓮宗行者様とお付き合いがあるとの事ですが、
その方も何とも言われていないそうです。
二人の宗教者が何も言えないでいて、私が指摘をするって可笑しな話ではないのですか?。
呆れて物が言えません。
私が言うセリフが信じられないような顔をしておられます、しかし私の指摘こそ真意なのです。
速やかに三尊様のご購入を申し上げたのは言うまでも有りません。
お位牌が置かれていましたが、
その前に大きな御札が数枚立てかけてあります。
他宗派や神社の御札が位牌の眼前を遮蔽しています。
これも外しました。
梁にご遺影が掛かっています。
これも外して下さい。
何時までもお葬式が終わりません。
亡き人はホトケ様になっておられます、偲ぶ方法は他にいくらでもあります。