慈母104才で大往生

お寺に居ると、母の容体が悪いと連絡が有りました。
明治生まれで戦前戦後を切り抜けての104才の人生を全うし浄土へ旅立ちます。
終の棲家となり大変お世話になりました京都老人ホームの職員の方々や一緒に生活を共に過ごした大勢の仲間の皆様には大変感謝申し上げております。
安堵の顔そのもので美しい姿で眠っています。
あと少しで満103歳の誕生日でしたし、母の実父金助翁の50回忌を迎えたはずでした。
お世話に成った皆様方に見送られて浄土へ出発します。
施設の方が、施設で過ごす母のスナップ写真をアルバム4冊にして下さいました。
我々の知らない母の元気な姿がそこに有りました。
その内の一枚を遺影にする事としました。
夜になって妻と、大好きな小豆菓子を持って母を訪ねました。
すっかり白肌の美人になって寝ています。