韓国仏教学科教授来山

洛西正法寺へバスで出仕。
御勤めが終わった9時半に一行が来山されました。
私の知人の茺井先生に案内されて寶慈院庵主様と友人僧の韓国からの中央僧伽大学校仏教学博士の陳永裕先生とが随行の人を含めて計7名で来られました。来られて直ぐに本堂へ直行されて御勤めを為さいました。般若心経である事は分かりますが、スリランカで求めたと言う鈴の音色が涼やかで心地良いのです。座敷で住職と面談なさいました。両師は尼僧ですから、襖に描かれた四季の野草に関心を示されました。韓国のお寺へ来て下さいと招かれました。急いで次のパワースポット巡りの集合場所へ行かなければなりません。乗り継いで慌てて行きましたが何とか少し前に着きました。昼食を摂っていませんから陰でパンを一個食べました。本来なれば、今日の予定は明王院の『夏安居』なのですが、夜中の行事なのでダメと言う事で日中の名水巡りへ変更です。先ずは、藤の森神社へ。ここは勝運の神様、人生全てが勝ち負けの分岐点に立っての選択ですから、しっかり参拝をします。神社への正式参拝はしっかりお話してありますので安心です。今日は神水を身体に入れる事です。理趣経に書いてある『身・口・意』の『口』である身体の内部を清めてこそであるのです。続いて御香の宮へ参ります。鈴を鳴らして五行を整えて参拝します。御香水を飲みます。夏の陽射しの暑い中を月桂冠へ移動です。お水を頂くだけだと無料で水場へ行けますが、入館料300円を払って入ります。お水も十分いただけますし、お土産として月桂冠も頂けますし試飲も有って大吟醸も少し身体へ入れて清められました。伏見の水脈は同じでしょうが、大倉酒造のお水が最高でした、何か甘い味が有るように感じました。ペットポトルに入れて持ち帰りました。参加者もお土産を手に一杯買い求めておられました。聖水を三か所で頂き身も心も清まった一日でした。夜の夏安居へ私はいけませんが、行くと言う方が二名おられて嬉しかったです。私が初めて行った時の感動を同じく味わって頂きたいのです。行けないのが残念で申し訳ございません。来年は全員で行きましょう。大津市坊村の明王院の夏安居は比叡山の行者さんが全国からお集まりの素晴らしい行事です。終わると参拝者へお数珠が加持されて堂内の参拝が許されます。