47年前の宇多野病院

三年間の入院生活を経て、晴れの退院を迎えた日です。
長きの入院生活が終了できた感激の日なのです。
8日からの高校に復学する為の退院でした。
退院をして最初に行ったのは、入院中の文通相手を見舞う事でした。
神戸の病院へ行くと満開の桜が美しく、そこで初めてお会いした子も高校生でした。
三年間の入院中で一番嬉しかった事は、友の見舞いでした。
だから、私も、誰かをお見舞いして勇気付けたかったのです。
一回きりの見舞いでしたので、それ以降はどうなさったのか知りません。
もう一人文通をしていた子は亡くなりました、同じ高校生でした。
あれから47年が経ちました。
皆様方の御蔭で今は元気に活動が出来ております。