星野高志郎元教授の創作が素晴らしい

butuboken2015-07-11

星野先生自賛の『茄子の団扇』とは如何な物なのかの確認に展覧会場へ行きました。先生と直ぐにお出会いが出来て会場内をご案内下さって説明を受けました。先ずは、茄子の団扇です。90センチはあろうかと思う巨大な大作です。茄子紺と言われるだけに、色を出すのは大変ご苦労であった事と思われます。種もリアルですし、頭のとげとげの皮をめくると色が薄く表現されていて見事です。団扇ですから実用性が有るのかのチェックも致しましたが、涼しげに風も吹いて来ます。写真では分からない、色も繊細で見事で水脈まで書かれています。流石は芸大の先生だけあって秀作です。他の作品も見せて頂きましたが、見事ですが、星野先生のはずば抜けていて感服します。お薄を頂き坐して芸談に花を咲かせました。黒板も先生の揮毫ですし玄関の案内板も先生自らお書きです。