2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

お墓という学問

各宗本山から宗派の新聞が送られてくる。人間は誕生してから死までを人生として歩む。死んで終わりではなくてそれからの時間も有する、つまり『END』どはなくて『AND』の世界が続くのである。宗教は本来死後の学問ではない、生きている世界の学問である。…

細木数子はエライ

占い師やいい加減な墓相屋と思って断罪してきた細木数子の最近のテレビは少し違うように思える。料理研究家であったり青少年の道徳家へ変貌している。個性が強烈過ぎる事は惹いてはテレビ界の思惑通りの高視聴率へ跳ね返っている、怖いもの見たさの好結果とな…

お墓の仏塔

お墓は宗教設備であるからには必ずお家のご本尊様をお迎えするに必須の設備でなければなりません。普通の角の三段式墓石であってもご本尊様をお迎えしたからには仏塔に変生します。墓よりも塔こそ正式なるお墓ですから、五輪塔・宝篋印塔・多宝塔・累宝塔・阿…

絶えた本家を分家が迎える

本家の兄に子が無くて祀りが絶えた。分家を興していた弟が祭祀を継承して当然であるが、絶家の相を継承する事を不吉と嫌うことを指導する輩がいる。徳川幕府の300年も直系が継投してきたのではない。また奥様の実家が絶える場合もそうだ。男兄弟が実家を継承…

お焚き上げが出来ない

神社やお寺ではお焚き上げが必然であった。不要な御札や仏像の始末が出来ないので『お焚き上げ』と称した祝詞や読経のうちの焼却処分を行って来た。今は全く出来ないでいる。これらの宗教儀礼まで奪われてしまっている。結局は他のゴミと一緒に廃棄されてしまう…