院号

『〇〇院△△□□居士』と言う一般的な戒名がある。これも部品の集合体であって細部に分けられる。○○は『院号』と言われ△△は『道号』で□□は『法号』で居士や大姉は『位号』と呼ばれている、ここで一番大切な部分は法号の二字であって朱色を入れる場合はここへ入れる。院号とは一軒の塔頭寺院を建設すると言うことになる。今のお金にしても到底50万や100万円で建つわけがない、何億円と言うものが必要なのである。親鸞聖人には院号がない、釋の愚禿親鸞法名(戒名)である。浄土真宗には塔頭寺院が一軒も無いので院号などあるわけがない。現世を見つめてみよう、院号だらけの法名が散見される。