第17回全国仏教墓塔研修会①

研修会も17回目を迎えて奈良の三井ガーデンホテル奈良にて盛大に開催された。総勢が57名となって北海道から九州までの盛況振りである。特別講演として最近の葬儀事情を葬儀専門会社より拝聴した。また研修では会長の福原が塔に付いて講演を行った。現在の寺院では塔を見ることはマレであるが、飛鳥や奈良の古代においては寺院の伽藍の中心が塔にあることを力説した。お墓においても当該かに大切であるのかと言うこととなる、何々家の墓という墓のシルシを建てる事が墓ではない、塔やご本尊様を迎えるお墓造りは百聞よりも実際の伽藍の塔を見て学ぶことである。いまや埋もれて見られない飛鳥寺山田寺などは豊富な資料にて塔の有様を説明した。夜は懇親会となって全国の石材店が情報を交換したりの交流の場となって懇談が進められた、これも楽しみである。