命日

今日は祥月命日の法事である。御参りに来て下さる人達も子供達は大きくなってしまってすっかり大人で街で会っても判らないだろう。久しぶりに仏壇が沢山のお花で飾られて美しい。お花は仏様に差し上げるものであるから向こうの仏像に向けるのが本当であるが、仏の功徳を頂いて美しいと感嘆することで癒される事となる、つまり仏の心として花はこちらへ向いている。親の背中を見てきた若い子らが仏前に合掌礼拝している姿は頼もしくも感心して見ている。宗教離れや先祖や親への孝行心が希薄になりつつあると聞くが何とか人間の本性を素直に育てて行くには宗教や情操教育や道徳心の教えがなければ成り立たない。法事や彼岸や御盆の行事を大切にして行きたい。