今日も雨天で天の川の逢瀬が見られない。七夕の星祭りを楽しみに願い事を笹に託している。現在御盆を前にして4軒の顧客の設計を急いでいる。老けて来るとこの4軒が重荷であって混乱してうっかりミスを招く危険性がある。慎重に4軒の指導を行っている。顧客も請け負う石材店も急がして来るがなかなか遅々として進まない、休憩をしながら行う姿は昔と違って根気が無い。頭が痛い、目が疲れる、肝臓の数値が上がって疲労感がある、胃に潰瘍が出来て食欲が無い、血圧が高くて自重ぎみ、腰が痛い、満身創痍、偉大なる殉教者である。突然に電話が掛かって来た人は15年前に付き合いがあった人。掘り出し物の霊園予定地が有るが買う人がいないだろうか?、と言われるが、この不景気な時代、墓地も造れば売れる状況ではない。今日の業界紙はニューデザインの墓と称して新しき奇抜な墓石に賞を与えて賞賛している。販促の掘り起こしに必死な姿が窺える。それを薦めるならば旧来の墓石を否定するのか?、と言う事になりかねない。魚が好きな人が魚のお墓を建てても次の子供は魚ではなく牛肉が好きであれば牛肉のお墓を建てることになる、一代一代がそれぞれに個性に応じて違った墓石を建てるならば業界としては結構なこととなる。