また怪しげな団体が叩かれている

糖尿病を患った少女を自然治癒で治せるとうたう団体に預けて不審な死に至った事件が報道されている。親の責任や薬事法に抵触するかも知れない。しかし藁をもすがる親心が見え隠れするしそれに付け込む医師まがいの行為が窺える。しかし現在でもテレビで放映されている善良顔した番組も一歩間違えばこれらと大変類似した事を行っているのではないのか。霊が見えるとか怪しげな物で難病が治癒したとか、この霊媒の先生が不明者を探し当てたとか、一体どのような違いがあると言うのか。この様な事件が起きると鬼の首を取ったように取材攻勢をかけて弱き団体をいじめつくす口撃に出ているが足元のテレビ界においても同じ様な事をしているではないか。霊の問題や難病を解消したり行方不明者を割り出すようなことを言っているテレビ界を糾弾して止まない。お墓を同じレベルで見て欲しくない。死者を供養しお祀りをする崇高な聖地なのであって当て物の世界ではない。人は生まれて必ず死んで行く、そのお墓の世界を誰も無縁であるが如き深く考えようとしていない。海へ撒いてくれと言う事が結論であっては大変寂しいものだ。