移葬工事

台風7号の影響で小雨となった。お墓の工事は小雨でも決行する。職人さんには気の毒であるが施主にとっての工事吉日を順守しなければならない。施主は3人兄弟の末っ子(三男)で分家であるが上の二人のお兄さんが本家を継承しながら次々に亡くなられての本家継承となった。本家の7基の墓石を解体整理をしお骨やお土を分家用に立てておられた累宝塔へ戒名彫刻と共に移す工事となった。足場が悪いが為に難工事となったが無事に完了した。本家が絶えてしまうと三男の分家者は知らぬ顔をして継承を考えない人も多い中で、本家を迎えて継承される施主の考えには篤く頭が下がります。私は飽くまでも指導者であります、いくら口で指導や相談に応じられても正しき墓塔を建てる能力を持っておりません、私の身代わりとなってお墓を建てて下さる立派な職人さんがあればこそであります、石材店の皆さん大変ご苦労様でした。