孤高な書籍

読書の秋とでも言うのか、二軒の出版社から出版の打診があった。両社とも既刊のお墓の本が好調らしい。
既に10冊の書籍を発刊済であるが書店からすると書架の穴を埋めているだけにしか過ぎないようだ。お墓の本はベストセラーにはならないがロングセラーであり続ける。置いておけばいつかしら売れている本である。
各種雑多にお墓の本が売られているがいずれも取るに足らない内容である。私の本も同様に見られていることを否定しない。最高な内容であっても売れなければ世間の評価を頂いたと言う事にはならない、悔しいがまだまだ受け入れては頂けていない。
浄土真宗真宗門徒様に対する最高の書籍も本山で評価を受けなければ単なる俗本である。門徒様の有り様を正しく指導して来た傑作本の評価を受けるのは何時の事か、ドイツの画家のゴッホと重ねて考えるのは良く言い過ぎか。