秋彼岸

子供に説明を求められて困っているのですが、彼岸と言う意味を教えて下さいと言われた。お正月から始まる日本の祭事の意味を知らない人が増えている。たまたま出版社からそれらを解読した本の出版の依頼を受けている。しかしお金が無いので書きたくても書けないでいる。お墓参りの習慣もだんだんと希薄になって来ている。先祖のお陰と言う認識が無いから生きているご先祖様に対する尊敬の念も浮かんでこない。乱暴な言葉使いの小学生を普通に見るようになった、先生も大変である。少し注意でもするものなら「訴えてやる」、先生に対して「うるさい、ハゲ」。そう言う破天荒な子を面白がって親もテレビ界も放映している。図に乗る子供が繁殖続ける中で、まともな敬虔さを期待するほうが滑稽なのか。彼岸もお盆も学校が休みになる有り難い日でしかないようだ。