いずこも同じ親の悩み

一軒の親は子供夫婦がお墓に見向きもしないこと、もう一軒の親は二人とも子供が独身であることを悩んでおられる。いずれも祭祀の相続継承でお悩みである。親が子供を懐妊し出産し育てて大きくした結果がこの様な仕打ちでは親はいたたまれない。子供を慈愛の眼で見守って来たのであれば年老いた親を今度は慈愛の眼で介護をする事が普通でなければならない。年老いた親をこのように悩ませてどうするのか、心配を掛けないように親に向かって真剣に会話をする時間ぐらい持てないのだろうか。もう一軒は議員を勤めておられる息子がお墓に関心が無いと言ってなげかれる、世間の世話をする議員が自宅の先祖の世話も出来ないでどうするのか。