60歳の誕生日

病気が理由で50歳までは無理と言われていたが、とうとう還暦を迎えるまでになった。仕事があって岐阜の開眼供養納骨式に参加していた。千の風になってと言う歌がなぜ人気があるのかわからない。お墓の前で泣かないで下さい、そこには居ませんから。お墓の中に在る亡き人のご遺骨まで風になったのですか?。非社会的な歌がヒットする背景こそ親子の離反や社会に対する冒涜を潜在的に含めている。家族全員でお墓参りに行く光景こそ日本人の奥深さを形成している。千の風になれば嬉しいのですか。魂は聖なる浄土へ、借りていた肉体は母なる大地へ返還いたします。台風までが先祖の悪戯とは思いたくありません。