お墓の相談に出張

広島の山中へお墓の相談で出掛けた。
都心を離れているので山の中の広い墓地に墓石が10基ほど並んでいた。
宗教や祭祀法を無視して乱雑に並んでいる。
しかも境界石(巻石)も無い。
最大の問題点は、墓ではなくて『法名』にあった。
百年前からの墓石を見てもそうだが、全ての墓石に『居士大姉・善士善女』が付けられている。
西本願寺では付ける事の無い、考えられない位号が刻まれている。
目を疑った、どうなっているのか。
即往生が叶う浄土真宗にあって、行者を示す居士大姉など有る訳が無い。
しかし、本山では付けないと言ったところで、実際に地域の浄土真宗の住職によって付けられた物を外せとも、部外者の私は言えない。