お骨の納め方

面白い質問をする人が有った。
火葬場での収骨が「足しの方から壺へ納める」、と言って納めているから、壺からサラシの袋に納める時は、壺からお骨を全部敷物に空けて、再度足から納めるのですか?、と聞く。
火葬場での収骨を足から壺へ入れた所で、立ち上がっている訳ではないし、身体の全部のお骨を収めた訳でも無い。
バラバラとなって、ほとんどを放棄して帰って来ているではないのか。
壺の中で整然と足から頭まで立ち上がって入っているわけではない。
僅かな依り代として帰って来たお骨をイヨイヨ母なる浄土へお還えしする。
壺のままではなくて、壺からサラシの袋へ開けてから石棺内へ奉安する。