お墓の相談中

若い時分にはお墓の事など考えもしないが、齢を重ねると気になりだす。浦和の人で一生懸命になっておられて墓地も買われて建墓寸前になっていた。ところが病気になられて入院や手術やとなった。お墓の話もそこで中断になる。人は縁起でもないからやとか死が招くとか言う。お墓の事を考えたから死が招くのではない、お墓の話を切り出す年齢に到達しているからである。ご本尊様を迎えてご先祖を祀る善行なのに不吉な事が起こるはずがない。齢相応に死は訪れる。死へ向かって行進中なのである。