朝日JTB交流文化塾梅田教室

鹿児島8時40分発の飛行機に乗って10時半の開講に何とか間に合った。
人間常識学の第3弾の墓石が主題だ。
塔の意味としてSTUPA→卒塔婆→塔婆→塔。
五重塔や三重塔や宝篋印塔や多宝塔の『塔』は釈尊の舎利を祀った事を指しています。
その釈尊の墓は塔のどこに有るのかと言う事ですが、
屋根の上に在る仏塔である『相輪塔』の『伏鉢』こそお墓なのです、だから塔と呼ぶのです。
飛鳥寺も川原寺も天王寺も塔を中心として寺が出来ていましたが、
塔から仏像を祀って主尊とする金堂形式へ変遷して行きました。
いかに塔が大切で、塔が中心であったのか。
墓地においても五輪塔が大切で有りますし、五輪塔を立てないのであれば五輪塔の役目を仏種子に取り込んだ墓石の五輪塔化をすべきです。
墓石の正面に看板の家名を刻むのではなくて、梵字を刻んで(または他の仏種子)仏菩薩を迎える事で五輪塔と同じ役目が充足させた力溢れる墓石に成るのです。