戦場カメラマン渡邊陽一

スロウテンポなキャラクターのコメンテイターとして、お笑いタレントの域だった。
出張先で彼のテレビを見ていて感動をした。
スロウテンポは決して受けを狙った物ではなかった。
アフガンやイラクなどの戦場の子供に話し掛けるには、
言葉の不自由を克服するにはゆっくりした会話や動作が不可欠のようだ。
「どのような気持でシャッターを切っているのですか?」と六年の少女が尋ねた。
渡邊氏は『悲しみと怒りで切っています』と言った。
「重たい荷物を身体に付けて重たくないのですか?」と少年が聞いた。
『重たいのですが、私が写真を撮らなければと言う信念で撮影をしていると重たくないのです』と。
最後は、ジョンレノンのメリークリスマスを背景に映像が映し出された。
子供を葬る親の姿が映っている。
ジョンは訴えている。
もういい加減に争いを止めようではないか!。
WAR OVER 戦争は終わった!!。