お墓の立替工事

現在の墓地墓石を解体をして新たに囲って美しい墓石が立ち上がる。
京都から2名の職人と現地の2名の計4名の職人さんがフル稼働だ。
政令都市では有るが、野墓の拡張だから道無き道に墓地が乱立している。
旧石の棹石を無縁塚へ合祀をし、
台石や巻き石の不要な瓦礫をダンプに積み込んで処分を行なう。
地下から骨壺と撒かれたお骨をお経の骨袋に納める。
新たな『南無阿彌陀佛』と正面に刻まれた墓石が立ち聳える。

周りを見ると間違いだらけの墓石が目に付く。
近郊の石材店はどう言う取り組みをしているのだろうか?。
◎◎家之墓と言う看板でしかない墓石ばかり。
五輪塔と位牌墓の場合、位牌墓には2個の台石が付いているのに五輪塔には1個しか付いていない。
宝篋印塔の相輪に有るはずの『伏鉢』が付いていない。
浄土真宗であるはずの無い五輪塔地蔵尊墓が付けられていて、なおかつ霊位とか菩提とかの文言まで誤って刻まれている。
石屋へも非難をしたいが、寺の無策ぶりと言うか無能ぶりに落胆をして呆れ果てる。