お墓の指導

私は全国のお家へお墓の指導に出掛けています。
今日も新幹線に3時間乗って行ってきました。
浄土真宗ですのに、墓石に居士や大姉が刻まれています。
立て替える機会にそれらを外すように言いました。
ところがどうでしょうか、
寺の若い院家もそう言ったそうです。
私が言うのは判ります、正論を述べただけですから。
しかし、若い院家が言った事は、大変重い重大な事を言っています。
私は、大いに感心感服いたしました。
何故ならば、
墓石や過去帳に付けられている信士や信女は、
院家の先代や先々代が付けた位号です。
それを外すとはなかなか勇気のいった言葉です。
浄土真宗にはそう言う信士や信女なる階級はありません、
外す事が本来の信仰に戻る事ですので肝要なのです。