正しいお墓が1基も立っていない

ある名刹のお寺を訪ねた。
先ず、気に入らなかったのは、
本堂へ入れないように柵がしてある。
ご本尊様を拝せなければどう称えて良いのか判らない。
 
墓地へ行ってみた、広大な墓地に新しい墓石が立っている。
庵治石の高額な墓石も有れば多宝塔や宝篋印塔も多い。
庵治石の高級墓石で建墓をしても、
どれもコレも『◎◎家之墓』の看板であればご本尊様の居ない本堂であって全く意味を為していない。
宝篋印塔や多宝塔の最高級レベルの墓塔も、
一番肝心な『覆鉢』が付いていない。
覆鉢の無い墓塔なんてエンジンの無い車に等しく、
トイレの無い家に等しい。
そんな車や家を買いますか?。
お釈迦様のお墓を示す覆鉢を付けない塔がナゼ立っているのでしょうか??。
恥ずかしくないのでしょうか???。
その様な失態の恥さらしの塔を、
このお寺は気付きもしないのでしょうか????、
寺も知らない、石屋も知らない、
そんな石材業界って信頼できるのでしょうか?。
無知な石材人が、建塔に当たって、間違った塔を見習った結果としか言いようがありません。
懺悔をした上で、正しい相輪(覆鉢)が付く塔の再見を啓蒙したく思って止みません。
目を覚ませ!、住職、石材店。
 
イメージ 1