十三仏の世界

大正大学で開催された密教図像学会で買い求めた渡会瑞顕編の『十三仏の世界』を読んでいます。
十三仏の追善供養の事が明解で無いので、大変よく参考になっています。
インドと中国と日本では大きな違いが有るが故にややこしいさが残ります。
葬儀後の回忌を営む根拠なのですが、思ったよりも希薄です。
お寺様も、内容や信憑性を知っておられるだけに説得力に欠けます。
勤めるからには、この本を精読して理解を深めたく愛読をしています。
昨今では、葬式後に初七日を勤めたり、四十九日を三十五日で切り上げたり、年忌を止めたり、祀られる側の受難が続いています、誠に残念な親不幸者ばかりです。