写真家の小倉月昇先生

仁和寺へ御室桜を見に夫婦で行きました。
既に峠を過ぎて見るべき桜はすっかり散っていました。
入り口で、写真家の小倉月昇先生とバッタリ会いました。
私が学生時代にカメラの助手としてアルバイトをした先生です。
先生はお寺へ出入りをして、生け花専門のカメラマンでしたから、
大覚寺仁和寺や本能寺や大徳寺へ出入りをしておられました。
そう言うご縁で、生け花の極意を知り、お寺の住職さんと知り会え、
写真の素晴らしさを教えて頂きました。
先生は写真店を奥さんは喫茶店を一緒に構えておられ、
仕事の後はいつも食事をよばれて帰っていました。
妻と結婚できたのも先生ご夫妻のお蔭なのです。
息子さんが写真の後を継ぎ、
娘さんが喫茶店の後を継いでおられて、
お子さんは大変親孝行と感心しています。
ジージャンを着てバンダナを巻いた先生はとても70歳には見えない闊歩な青年でした。