私は、石材店の先棒担ぎではありません

ご主人が亡くなって半年を迎えた相談者が居る。
住職は「慌ててお墓を建てるものではありません」と穏やかにおっしゃっているそうです。
私は言う「早くお墓を建てて上げなさい」と。
お寺は、指導者として失格な詭弁で終わっている。
私の言は、石屋の片棒かと思われかねない。

昔は土葬であって、
ウもスも無く、速やかに土中へ納められて土へ還って行っている。
今は火葬の時代で壺に納まっているが故に、
ついつい、いつまでも延び延びになっている。
これでは、魂は仏の浄土に行っているのに、
借り物の肉体(遺骨)は汚れた穢土に保管されたままと言う。

早くお土へ還して無に溶けて行く事こそ残された遺族の勤めなのです。