僧侶に成るには

60歳定年で事業の縮小を実施し、63歳を過ぎて、のんびりしていると、
友人に檄を飛ばされた。
彼は65歳で独立を果たしたのだ。

一旦しぼんだ気持ちを奮い立たせて、
易学の道を新規開拓を済ませたが、
学士時代放念をした僧籍の思いが再燃する。
友人の僧侶に付いてきてもらって、
あるお寺へ出掛けた。
僧籍に就く為の相談に快く応じて下さいました。
一年間学校へ行くか4年間通信教育で学ぶか、
何れの方法でも家庭が有る身からすると一年間の学生生活は出来ません。
もう、この歳で先が僅かであるだけに学校へ行く事など叶わないのです。
また挫折を味わって放念しなければならないのか。

非力な僧侶の多い中で、
布教伝道に力を注ぐお坊さんに成りたいのです。