九州からの相談者

遠来の相談者が有る。
お墓の事で時間を掛けて来られる人に頭が下がる。
デズニーランドであれば厭わずに行くがお墓と成ると、
「京都まで遠い」「京都まで交通費が高い」「京都まで行く時間が惜しい」となかなか出かけようとしない。
地元で相談に応じてくれる人がいなければ私の所へ出向いて欲しい。
一生に一度の買い物である。
間違って立ててしまえば取り返しがつかない。
先祖も使用し私も使い子孫も使うお墓だけに間違いが許されない。
であるならば、
石屋任せや寺へ負んぶに抱っこではなく、
施主自身が真剣に捉えて取り組むべきなのだが、
まるで猫の子を貰うように安易に執り進めた結果が今に見る間違ったお墓を買ってしまっている。
遠来の相談者は喜びを全身に顕して帰って行かれました。