施餓鬼法要

本堂に施餓鬼壇が作られて準備に忙しい。
その間に別院が在る町内の地蔵盆の数珠廻しに行く。
街中に在って20名ほどの子供が参加をしてくれた。
総勢26名ほどで大数珠を回す。
親玉の毘沙門天阿弥陀如来が来れば額に付ける。
其々の願いを込めて元気に回す。
子供の頃にした経験を持っているので懐かしい。
十王の堂内も久し振りに明るい笑顔が満ち満ちた。
寺へ戻って施餓鬼法要が厳修された。
ゲストの僧が3名の6名で行われた。
終わると霊園の墓石一基一基の回向を勤める。
ロウソクが一基毎に点されて幽玄の世界を醸し出している。
終わって寿司をよばれて簡単に慰労が行われた。
妻と嫁と孫も来てくれた。
孫は僧侶の姿を見たかったと言うが既に着替えていたので残念がっていた。