お墓のご相談にお応えします

長距離高速バスでお墓のご相談に出掛けました。
台風の接近で雨が降り続いています。
墓石を見て驚きました。
建立者名が刻まれていません、名無しの言兵衛の白紙です。
これでは男として夫として大黒柱として力も出ません。
新しく相続者である息子の名前で建て替えたいとおっしゃるのですが、
またまた、間違った建て方に終始してはなりません。
安易な思いで、寺に出入りの石屋に頼むっておっしゃいますが、
そんな事で正しいお墓が立つのでしょうか?。
二度と間違いをしでかしてはならないのです。
熱心なお祖母さんです。
であるならば、私が正しい建墓の指針の設計を担当させて下さい。
それを受けて出入りの石屋の技術を借りての両輪で力溢れる正しいお墓を子孫に残して行って頂きたいのです。
旧石は抜魂後に仏石のみを無縁塚へ合祀します。
僧侶の手によって抜魂されているから埋めても割っても捨てても構わないと言われたそうですが、それは大間違いです。抜魂はされても、正面に南無阿彌陀佛と刻まれているからには文字として阿弥陀様が有るのです。死者にムチ打つような事をしてはなりません。
正しく無縁塚へ合祀します。
完成をして墓塔に、家宗旨に則したお写経奉納もして頂きます。
3時間を有効に使用して訪問指導を終えました。