十王と十三仏信仰

石材店が訪ねて来られた。
相談指導が終わって雑談に成った時に、
「最近のお葬式以降の法事が十分に為されていない事を憂う」と言われて嬉しかった。
昨今の人は、火葬はしなければならないが、それ以降の法事をしない、仏壇墓石もしない、
法事もやらない、お骨を山や海へ撒く、と言う人が多い事を嘆いておられたのです。
その通りです。
仏事をしない人が増えている事を肝心なお寺様はどう捉えておられるのでしょうか?。
正しいご指導をしない限り、どんどん増殖して行き、
もう既に宗教の教えを無視する人が普通の常識とされるようになって来ています。
葬式の時に初七日を済ませるだけではありません、四十九日も終えてしまう乱暴さ。
一周忌や三回忌は未だするでしょうが、七回忌や十三回忌を勤める人がいるのかどうなのか。
今日お見えの石屋さんを感心したのは、石を売るだけではなくてこう言った意味や説明をして行きたいと言う、僧侶顔負けのご活躍なのです。
ご健闘を祈り、合わせて、共に努力をして行く仲間が居る事に感激しました。
親孝行の証として、成仏を叶えて頂く後押しの追善供養の仏事を満行して頂きたいのです。
手を抜く事無く。