妻の実家をどう迎えて祀るのか

早朝の新幹線に乗って千葉へ行ってきました。
婚家は真言宗ですが、仏壇にはご本尊様(大日如来)しかありません。
脇侍の弘法大師とお不動さんが居られないのです。
仏壇は三尊様をお迎えして祀ってあるから仏壇なのです。
お位牌の先祖位牌が有りませんし、今ある位牌の頂部の白毫に梵字も有りません。
そもそも今回は奥様のご実家の建墓のご相談であったのです。
ご実家の墓地を見に行きました。
ココで実家の故人を迎える墓石を立てれば良いのですが、
そんな事をしても相続者が居なければ無縁になってしまいます。
そうではなくて、婚家の中に奥様のご実家をお迎えをした、
合祀の叶うお墓をナゼ建てようとしないのでしょうか?。
既に二人の間のお子様は、婚家の◎◎家を名乗っているものの、
中身は◎◎家と、実家の■■家の合体のはずなのです。
実体は、◎◎■■家なのです。
つまり両家を迎えてお祀りし供養して行って当然なのです。
この世の人間の全ては両家で成り立っているのですから、
実家の家名が違っても宗教が違っても両家のお祖父ちゃんお祖母ちゃんご先祖様なのであって他人ではありません。
この墓地は、実家のお母様名義ですから相続で名義変更を済ませて下さい。
◎◎家之墓とするから実家の■■の両親が入れないのです。
ココは共通項の、仏様の、南無大師遍照金剛でしかありません。
石屋さんも、お寺さんも、貴女も、冷静に事を見極めて頂いて、
正しくて供養篤きお墓を立てて両家の供養に邁進精進して頂きたいのです。
合祀のお墓ですから実家は無縁になりません。
子供が女であれば実家を供養できないなんてこともありません、
女であろうと男であろうと、子供が両親を先祖を供養し続けて行くのです。
実家の無縁になるお墓を建ててはなりません、
実家の墓地を買ってはなりません、
合祀が適いますから墓地も墓石も一つあれば良いのです。
般若心経を書写して供養の為にお納め下さればなお結構です。
帰りは総武線が事故で止まって心配でしたが何とか帰れました。