お墓の相談指導へ

早朝の新幹線に乗ってお墓のご相談に出掛けました。
改札口までお出迎えを受けて墓地へ行きました。
今の墓石の正面には『先祖代々之墓』としか刻まれていません。
お聞きすると兄弟二人で立てておられます。
兄の家族も入っていて共同使用です。
分家として出発する必要が有ります。
近くに新墓地があります。
周りを見ますと良き墓石が見当たりません。
浄土宗ですから板塔婆が立っていて何れにも梵字のキリークが刻まれているのに石のお墓には一基も無いのです。
可笑しいではありませんか?。
また、先祖代々では無くハッキリと長谷家先祖代々とすべきです。
建立者名の施主名も連名であったり兄弟姉妹総出演であったり、施主の自覚や責任が見えません。
巻石も結界石としての役目が見えず、見栄えばかりが優先しています。
しかし、雨中で石目が良く見えるのですが、優れた良品が使用されているのには感心です。
自宅で詳細をお聞きしご指導申し上げました。
仏壇も立派で真宗大谷派に相応しいものでしたが、他宗派の様に位牌が有ったり他宗派の祈祷札が有るのは頂けません。
神棚も、真榊が有りません。
真榊が無ければここに神様が居られると言う証明になりませんし神様を守護する四神も無くて不安です、必ず必要です。
正信偈写経の書き方をお話しをして帰りました。
近々この地に正しくて力溢れる名号塔が立ち聳えます。