生前墓(寿陵墓)

生前墓(寿陵墓)を立てれば長生きをする!、本当?。
生きている内に墓を立てれば足を引っ張られる!、本当?。

墓石は死者を葬る為だけの役割ではない。
建墓で一番肝心な目的は、
その石を仏の石にする事。
つまり、単なる石からご本尊様をお迎えした仏塔にする事なのです。
仏をお迎えすればこそ、長生きも出来るでしょうし心願を叶えて下さるのです。
仏をお迎えしたいし、仏石が墓石なのです。
従いまして仏を迎えていない石、単なる看板でしかない石、〇〇家之墓としか謳っていない記号の石では心願も叶いません。

仏を祀って先祖回向に勤めている石が子孫に不安や不幸を与えません。
仏や先祖を祀っていないから不安も来てしまうのです。

お墓とは、ご本尊様やご先祖様をお迎えしている仏塔ですから一切の不安や不幸は生まれません。
生前墓や寿陵と呼ばれるお墓は、仏をお迎えした仏塔であればこそなのです。
その仏を具現した仏塔に将来眠るのです。
仏が祀られている、その懐に抱かれるのですから最高なる安寧の浄土なのです。