お墓と仏壇のご相談

新幹線を乗り継いでご相談者のお家へ伺いました。
神棚を拝見し、真榊をお付けいただきたくご指導をしました。
何処のご家庭へ行ってもそうなのですが、
必ずと言っていいぐらい真榊が有りません。
真榊は必須です。
お仏壇もそうです。
真宗のお家と言いながら中には各種雑多の御札が置かれています。
全てを取り出して、如来一仏ですっきりと荘厳しました。
黒木の位牌や繰り出し位牌も不適切です。
抜魂の読経を勤めて持ち帰ります。
石材店が言うには「良い石が入るには四か月が必要」、
何が四か月も掛かるのか?、
石なんて物は次から次に仕入れる事が可能。
このお家の建墓の最善の時期は6月なのだからそれに合わすぐらいのお店の姿勢でなければなりません。
不可能であるならば他店に頼めば良いだけ。
石屋の都合などに合わせる事は有りません。
過去帳法名を記載をして差し上げて、これで仏壇もすっきり落ち着きました。
お墓の彫刻図面を書いて差し上げ、これで正しくて力溢れるお墓が立つ事でしょう。
仏前へ正信偈を唱えましたが、後ろから四歳のお嬢さんも大きな声で一緒に唱えておられた事に感心しました。
家族で正信偈写経もたくさん書くと誓っておられました。