出光興産愛知製油所

昨日テレビで出光佐三さんの事が放映されていました。
大変懐かしく、感銘を受けた往時を思い出しております。
昭和52年頃に依頼を受けて愛知製油所へ行きました。
この製油所は数年前に完成をしていたのですが、工事に際して4名の方が亡くなったそうです。
その慰霊を込めて小さな祠が有りましたが、佐三氏の弟の計助さまの社命で建て替えられる事に成ってのご相談でありました。
対応して下さったのが大分大学出身の米井雄三氏でした。
私の実家が大分と言う事でいっぺんに打ち解けました。
色んなお話を聞かせて下さいました。
家庭教師をしていた日田氏から資金援助を受けて25歳で独立された事(なんで、こんな若造に)。
銀行が資金の回収を要求して来た時に大分銀行が肩代わりしてくれた事(なんで倒産寸前の会社へ肩代わりをしたのか)。
こう言った地獄に仏の支援者が現れる佐三氏の魅力が有ったのです。
また、この御恩を裏切る事無くお返しして行った力。
社員を大事にした人間力
30歳の私はひどく感動を受けたものでした。
テレビをおさらいの様に見て、出光佐三氏の偉大な経営哲学に触れました。
信仰を持たれた宗像大社へ行きたいのです。