仏壇と神棚の新調

施主宅へ10時に入って仏壇屋さんの到着を待った。
新築のマンションに新しい仏壇と神棚が来る。
曹洞宗教義に則して仏壇が座り、神棚にも御社が座る。
三尊様は、肉彫りの木像で素晴らしい。
社も彫が有って三社(伊勢神宮氏神・崇教)の御札を納める。
開眼入仏式を勤める、社の入魂式も勤めて、名実ともに神仏が始動し始めた。
マンションのスタイルに合った現代仏壇もなかなか良いものと感心する。
神仏の御勤めを終えて、入院中の知人を見舞った。
50年前に私も入っていた病院で懐かしかったが、全ては遠い昔で面影など有ろうはずもない。
余り元気がない事が気懸りだった。
元気な私が羨ましいと言うが、私もガタの来た身体の維持で精一杯だ。
病院の裏にある写真の先生宅へも寄り道をする。
懐かしくて握手をしてから会話も弾んだ。
後を取っている息子さん夫婦も出て来てくれた。
仁和寺の結婚式で撮影に行った人が今では門跡に就任しておられる。
遠い懐かしい昔話だ。