密教図像学会現地研修2

安住寺では拝観後に飯野さんと霊園を見て回りました。
この霊園が素晴らしいのです。
真言宗寺院ですから住職の指導も篤く担当の石屋さんも熱心な事が窺えます。
一石五輪塔が立っています。墓石には梵字の種字が刻まれて純金箔が入っています。建立者名も上台石の向って左面に刻まれています。私の言ってる通りが実行されています、一体何処の石屋さんなのでしょうか?。安養寺では毘沙門天像が数十体あった圧巻されます。臍帯寺では秋月六面石幢が見たかったのです。小高い丘へ雨に濡れた草道を少し登ります。六角柱は素晴らしい彫刻なのですが上に後補された五輪が興ざめです。後ろの石造多宝塔も真ん中の部分が後補ですが素晴らしい物で驚きです。もう一つ板碑も有ります。
勇山寺の不動三尊も良いのですが、田村先生は特に脇の二尊が秀作だと言っておられます。
国分寺にも寄りました。
ジパング倶楽部で往復していますのでのぞみには乗れません。挨拶もそこそこに6時24分発のひかりに飛び乗って帰りました。
餘慶寺様からは一冊の図録に成るぐらいの資料を頂戴いたしました誠に有難うございました。
各寺院では必ず最初に御勤めを全員で唱えます、初日は頼富先生、二日目は沖田先生です。
小倉月昇先生から「沖田先生が大僧正に成られて本山での記念撮影を任された」と聞いていたので御祝いを申し上げました。