法立大士と中川小十郎大士

今日は正法寺七条別院エンマ堂での護摩供養の日。
住職も出仕で大勢の参拝者の下に厳修されました。
午後からは、宝慈院住職のご案内で宝慈院中興の大檀越の法立大士のお墓参りに連れて行って頂く事になりました。以前お話をお聞きしてどうしても行きたかったのですが、合わせて、私の尊敬する立命館大学創立者の中川先生のお墓も隣に在ると言う事をお聞きしたからです。私は、闘病生活を終えて高校へ復学し、水口君の世話で立命館大学へ行きました。学園紛争の時代で明けても暮れても学園封鎖のデモデモデモでした。体力的に続かず、授業も無く、頓挫をして辞めざるを得なかったのです。その時に、中川会館封鎖事件が有りました。中川先生や末川先生に憧れた青春時代です。
立命館構内の等持院墓地に両師のお墓が在ります。
先ずは、住職に倣って法立大士の宝篋印塔に般若心経を読誦します。
隣の中川先生夫妻のお墓に参りました。
何れも時が経って、ひっそりとした佇まいです。
法立先生が何者なのか、中川先生が何者なのか、誰も知らないと思える立命館大学でした。
私らが命で守った大学は平穏そのもので学生が闊歩しています。
次は相国寺境内墓地の宝慈院墓地へお参りしました。
先代住職が眠られました。
帰りに柴田安裕住職から朝鮮ニンジンと陳永裕教授の『華厳観法の基礎的研究』と言う本を頂きました。