神戸新聞文化センター三宮教室

butuboken2015-11-03

13時半〜15時まで、『楽しく学べる仏事の常識』の第二弾として『仏教作法や仏事を学ぶ』と題して開講いたしました。
17階の第3教室からは三宮の西方が良く晴れて望めます。
回忌の数え方として、葬式が一回忌、一年目の二回忌を一周忌と呼称し、二年目を三回忌と呼ぶ話をしました。49日の営みも、初七日がお不動さんで、二七日がお釈迦さんと言う順番で、七七日の49日のお薬師さんまで、正しくキッチリと割愛する事無く営むべき事をお話ししました。親が子供を育てるのに幼稚園から大学へ行かせて社会人に育てたように、亡き親の仏への道を子供が今度は育てて行かなければなりません、初七日や二七日を営み、途中で中断をして中卒で社会へ放り出さないように、行きたい、行かなければならない往生成仏の道を叶える追善供養を施さなければなりません。戒名も生前に頂いてこそ値打ちが有ります。院号道号法号位号が戒名であるお話しや、行年と享年の違い、住職の呼び方などをお話し致しました。参加者からは「誰も教えてはくれない、誰に聞けば良いのかが判らなかった、知りたかった事を教えて頂けるこの講座に出会えて助かっています」と言うお声を多く聞いています。
次回は12月1日、『仏壇と神棚』が演題です。