お墓のご相談

早朝より車を飛ばしてお墓のご相談に行ってきました。
郊外の良い墓地で、石屋さんとお施主さんとお会いしました。
今の墓石は一軒だけ向きが違います。
それは、吉方位と言われている方向ではありますが、一軒だけへそを曲げたように向きが違うのも奇異な感じです。
福原家之墓にするから、正面を向く向きが気になるのです。
家宗旨の宗旨に沿って南無阿弥陀仏にすると、阿弥陀様は全方位なのですから向きの違いを気にしなくて済みます。
通路側へ変更してください。
お寺のお墓も、全体の供養塔も全部の向きが統一される事こそ大切です。
一人だけ、黒板に向かわずに後ろを向いている学童であってはいけないのです。
また、お墓を建てると直ぐに死者が出る事を気になさっておられました。
それは、間違ってお墓を建てるからです。
阿弥陀様をお迎えして死者が出るような殺人鬼であるならば宗派を替えて下さい、決してそんな仏様ではありません。
合わせて、家宗旨の写経である正信偈写経を奉納して頂ければ最高です。
お仏壇には三体の小骨壺が有りました。
これらは、本山である東大谷への分骨用ですので、速やかにお納めいただきたくお勧めいたしました。
親鸞聖人が祀られている大谷祖廟で一緒になるのです(倶会一処・同朋)。