神戸新聞文化教室三宮で仏事

昨日は三宮教室で『写経と写仏』、今日も同じ会館で『仏事』の講座。
熱心にお聞きくださるメンバーで感心しています。
90分があっという間です。
今日の進行は、主にお墓の問題を丁寧に分かり易く解説をしていきます。
特に宗派別の写経の書き方です。
般若心経は各宗共通と言いますが、
浄土真宗は『正信偈』をお書き頂きたいし日蓮宗は『寿量品』をお書きください。
吉日選定も、『二十八宿』を使いますが、
特に真言宗日蓮宗では『二十七宿』を使用して欲しいのです。
奥さんのご実家の両親やご先祖の祀り方にしても、
表札が違うとか宗教が違うと言ってお墓を解体整理する墓じまいなどしないで下さい。違った所で産んで育てて下さった実の両親には違いありません。これこそ大事なのです。
婚家の中で実家の両親をお迎えして合祀し供養に励む事こそ娘の役割です。
二人の間に生まれた子は、主人(婚家)と妻(実家)の半々の先祖の血流が仲良く流れて混じっています。
両家を祀り供養をして当然ですし当たり前なのです。
実家を解体して墓を潰し、寺任せで任せた事にはならない方法で良いわけが有りません、親不孝者にはならないで下さい。
次回は、12月5日です。