般若心経写経が満ち満ちて

開眼供養式が始まった。住職の読経りに家宗旨の般若心経写経が100枚も奉納された。石棺内の母なる浄土にお骨が土へ還されて紙写経が充満する。地上には南無大師遍照金剛と現されて仏菩薩が迎えられている。散華が荘厳に撒き清められた。四方に米と酒と火と塩で清められた堂々と晴れてお墓が立ち聳えたのだ。