墓塔の彫刻順序

五重塔などの四面には発心門・修行門・菩提門・涅槃門がある。四国霊場巡りもそうだ、時計回りに発心門(徳島県)・修行門(高知県)・菩提門(愛媛県)・涅槃門(香川県)と回る。墓塔の刻み方もこの様に発心門を正面として次の上座は涅槃門でその次が菩提門であり修行門は一番下座になるので非相続者の戒名を刻む面とする。五輪塔正面の向かって右の面から古い先祖様の戒名をしかも右側から刻んでいく事こそ正解なのである。