千の風になる喜びとは

死者は自由気ままに飛び回るらしい。お墓には居りません、お墓へ納めたご遺骨はどこへ行ったのですか。人間は、魂が信仰の浄土へ生まれ、借りた肉体は火葬にして土へと還って行く。石材店の販売や寺や霊園の根幹にかかわる表現を誰も言い返すことも無く黙認する姿勢を、読者は正しいから目視していると結論付ける、誰かが声を掛けなければ子孫の時代にはお墓もお寺も無くなっている。