間違いだらけのお墓は誰が立てた

北向きの墓地は考えられない(上座と下座が逆転しておりご本尊様やご先祖様に失礼)、墓域全体にコンクリートと小石が敷き詰めてある(浄土とは清らかな土を指し雨や風の自然の恩恵を受けて土へ還って行く)、仏石の白毫の位置に家紋がぺたっと刻んである(仏の光の出る部位を汚してはならない)、正面にこそご本尊様を迎えて対峙し合掌礼拝するもの(先祖代々之墓としかなく肝心な家名も無い)、昔の石が下位に並べられて新しい墓石が城壁の様に立って見下している。専門家の石材店や住職のすることではない。