円相

単なる地球の石に仏種子やお題目を刻んで仏性のある石にする事が墓塔である。福原家之墓と言う仏のいない石では全くの無意味と化す。禅宗(臨済宗曹洞宗など)では梵字が無いので変わる物として『空や無』がある。禅宗で使用する円相はご本尊の釈迦如来を一筆で物語たっている。完全無欠であり欠けた物が無い、満月の様な万徳円満の世界をします。塔婆にも『大圓鏡智』と示されている。禅宗の墓石には円相を刻んでこそ石から仏の石に転じる。