仏文字へは純金箔を挿入

京都や奈良の仏像を拝すると、全てに純金箔が貼付されている。黒ずんでいる仏像もあるが金箔が剥がれて下地の漆が見えるから。墓塔の彫刻の仏種子へも同じ意味合いからしカシューを塗った後に純金箔を入れる。金箔が長年に渡って燦然と光り輝く。荘厳された仏像の永遠の命を見る思いがする。